「体が硬い…」そのままで大丈夫?理学療法士がリスクと対策を解説 Q&A1

一般の方向け
1年目ユウセイ
1年目ユウセイ

イタタ…体が硬い

10年目ユウセイ
10年目ユウセイ

ありゃ、こんなに硬かったんだ

1年目ユウセイ
1年目ユウセイ

まぁ昔から固いんですけどね

10年目ユウセイ
10年目ユウセイ

そんなに硬いとケガするよ?

1年目ユウセイ
1年目ユウセイ

大丈夫!スポーツなんてほぼしてません

10年目ユウセイ
10年目ユウセイ

いやいや、日常生活でケガしちゃうよ?

1年目ユウセイ
1年目ユウセイ

えっ!?

体が硬いと何が問題になるの?

「体が硬いなぁ…」と感じる方、多いのではないでしょうか。

実は筆者自身も、かなり体が硬いタイプでした。
理学療法士として10年以上働く中でも、「まあ仕事はできるし」と特に柔軟体操をせずに過ごしていました。

ところがある日、前かがみになった瞬間に腰痛を発症。
しばらく仕事にも支障が出るほどの痛みを経験しました。

この出来事をきっかけに、
「自分の体にもちゃんと向き合おう」
と考えるようになりました。

もし同じように体が硬いけれど、何となく放置している方がいれば、少しでもヒントになれば幸いです。

痛みや不調につながる“負担の蓄積”

結論から言うと、体が硬いと痛みが出やすくなる場合があります。

特に硬くなりやすいのが
太ももの後ろにあるハムストリングス
という筋肉です。

学生時代に体育で前屈テストをやった記憶がある方も多いと思います。
筆者も当時からかなり苦手でした。

このハムストリングスが硬いと、
体を前に倒しにくくなります。

体が硬いと前かがみ姿勢はどうなる?

「いやいや、前かがみくらい普通にできますよ?」
と思う方もいるかもしれません。

しかし ――
実は“他の場所が頑張って動いて”前屈を成立させていることがあります。

その代表例が「腰」です。

本来は股関節を中心に前かがみになるのが理想ですが、
ハムストリングスが硬いと股関節が動きにくくなり、
代わりに腰が丸くなったり反ったりして負担が集中します。

これが腰痛の一因になるケースがあります。

しかも、
✔ 皿洗い
✔ 洗濯物を持ち上げる
✔ 荷物を取る
などの “日常の軽い前かがみ”でも負担が積み重なる ことがあります。

「スポーツしていないから大丈夫」ではないのです。

自分の体を確認してみよう

まずは鏡でチェックしてみましょう。

  • 前かがみのとき腰が丸くなっていないか?
  • 体を倒したとき、太ももの裏が突っ張りすぎていないか?
  • 体が硬いのを“放置”していないか?

自分の癖を知ることが、ケアの第一歩です。

体が硬いと感じたときの対策

太ももの裏を無理なくストレッチしよう

対策はシンプルで、
太ももの裏(ハムストリングス)を無理なく伸ばす
ことが大切です。

ただし、
いきなり強く伸ばすのはおすすめできません。

安全に伸ばすためのコツ

  • 痛みが出ない範囲で行う
  • 呼吸を止めずにゆっくり伸ばす
  • 少しずつ慣らしていく

もし伸ばすと痛すぎる場合は、
片足を軽く曲げた状態で行うと負担が軽減することもあります。

「少し柔らかくなるだけでも、腰の負担が軽くなることがあります。」

無理なく続けるコツ

最初は硬くて辛くても、
ゆっくり痛みが出ない範囲で伸ばして徐々に慣らしていってください。

1日では良くなりません。1日で硬くなった訳ではないので、根気が要ります。

  • 1日5分でOK
  • 「ながらストレッチ」がおすすめ
    (コーヒー待ち時間・スマホを見ている時間 など)

ただし、
翌日に腰や太ももの裏に痛みが強く残る場合は“やり過ぎ”のサインです。

効いてる感じ=良い とは限りません。
痛みが強い場合や不安がある場合は、医療機関や専門職へ相談することも検討してみてください。

まとめ|体の硬さは放置しないでケアしていこう

今回は、
体が硬い → 太ももの裏が硬い → 腰の負担が増える
という流れについてお話ししました。

✔ 少しずつ
✔ 無理なく
✔ 継続して

自分の体を大切にケアしていけるといいですね。

🍀体の仕組みから不調を読み解く note 記事はこちら

 痛みや不調って、
『これって大丈夫なのかな…』と不安になったり、
『とりあえず我慢しておこうか…』となりやすいですよね。

それでも…もう少し詳しく知って、自分でケアできるようになりたい!
という方のために、ただの知識ではなく“納得できる理解”を目指した note 記事
をまとめています。

無理なく取り入れられるヒントを中心に書いていますので、
よければ、こちらもチェックしてみてください👇

🔗 関連記事はこちらもおすすめです

首が反れない原因とは?自宅でできる改善方法を理学療法士が解説
体の硬さは、首や背中の動きを制限しやすく、日常動作の不調につながることがあります。首まわりの可動性を見直すヒントを紹介しています。

立っていると腰がだるいのはなぜ?|反り腰との関係と対策をわかりやすく解説
筋肉の柔軟性低下や姿勢のクセは、腰のだるさの原因になることも。体の硬さと姿勢の関係をやさしく解説しています。

リハビリ中に腰痛を悪化させたのはなぜ?理学療法士が失敗から学んだ原因と対策を解説【CASE4】
「体が硬いからとりあえずストレッチ」という考えが、かえって不調を招くこともあります。実際の失敗事例から、柔軟性への向き合い方を臨床的に学べる記事です。

最後に(免責)

本記事は一般的な情報提供を目的としています。

目の前の患者さんへの適応可否は、各自の評価と専門職としての判断に基づいて実施してください。

患者さん一人ひとりで疾患・既往・身体特性が異なるため、記載内容がすべての方に同様の効果をもたらすとは限りません。

本記事を参考にして生じた損害等について、筆者は一切の責任を負いかねます。

あらかじめご了承ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

以上、ユウセイでした。

noteでは、臨床での学びや日常で感じたことも発信しています。ぜひ気軽にご覧ください。

👉 noteで記事を見る

Instagramで最新記事のお知らせをしています!是非フォローをよろしくお願いします。

📸 Instagramをフォローする

コメント