
よいしょ…

なんだか辛そうですね

洗濯物を干す時手が届かないの
「洗濯物を干したい」という希望は、リハビリの現場でもよく聞かれます。
しかし実際には
👉
・手が上がらない
・前を向けない
・後ろに倒れそうで怖い
といった理由から、洗濯物を干す動作が難しくなっている方も少なくありません。
特に多いのが、「肩が悪いから手が上がらない」と思っていたけれど、実は姿勢や立ち上がり動作に原因があったというケースです。
今回は、洗濯物を干すときに前を向けない方や、後ろに倒れそうになる方に注目して、原因と改善のポイントを解説していきます。
洗濯物を干すときに手が上がらない原因とは?
猫背姿勢では肩が上がりにくくなる
洗濯物を干そうとしたときに、
「肩が上がりません」という訴えを聞くことがあります。
そのような方は、普段から猫背姿勢になっていることが少なくありません。
一度、猫背の状態で手を挙げてみてください。
次に、背筋を伸ばした状態で手を挙げてみると、動かしやすさに違いが出ることがあります。


このように、普段から猫背姿勢が続いていると、徐々に肩が上がりにくい状態を作ってしまう可能性があります。
座ると前を向けるのに、立つと前を向けないのはなぜ?
立ち上がり動作の時点で姿勢が崩れていることがある
座っているときは背筋を起こせるのに、
「立つと前を向けない」という方もおられます。
その場合、立ち上がり動作の時点で問題が起きている可能性があります。
本来、スムーズな立ち上がりには、
👉
・背筋が伸びている
・骨盤が起きている
・体重が足に乗っている
といった準備が重要になります。

しかし、猫背のまま立ち上がってしまうと、骨盤が起きていない状態で立つことになります。
すると、立ったあとにそこから体を起こさなければならず、大きな負担になります。

首だけ反ってしまうと肩や頭に負担がかかる
体を起こす力が不足していると、背中ではなく首だけを反らせてしまう方もおられます。

すると、
👉
・首の痛み
・肩こり
・頭痛
などにつながることがあります。
まずは、「立ち上がった時点で前を向けているか」を確認することが重要です。
洗濯物を干すときに後ろへ倒れそうになる原因
かかと重心になっていることが多い
洗濯物を干すときや、高い場所に手を伸ばしたときに、
「後ろに倒れそうで怖い」という方もおられます。
そのような方は、普段からかかと側に体重が乗っていることがあります。
手を上げると、体は自然と後ろへ重心が移動しやすくなります。

その状態で、もともとかかと重心になっていると、さらに後ろへ倒れそうになってしまうのです。
つま先に体重を乗せる感覚が重要
洗濯物を干すためには、つま先側へ体重を乗せながら手を上げる感覚が重要になります。

しかし、
👉
・前に体重を乗せるのが怖い
・つま先に体重を乗せる感覚がわからない
という方も少なくありません。
壁に背中を当てながら重心移動を練習する
立つと後ろへ倒れそうになる方は、壁を使った練習もおすすめです。
壁に背中を軽く当てながら、
👉
・かかとに体重が乗る感覚
・つま先に体重が乗る感覚
を確認していきます。


この違いがわかることで、「前を向きながら立つ感覚」を掴みやすくなる方もおられます。
バランスに不安がある場合は、支えになるものを触りながらでも構いません。
目標物を見ることで前を向きやすくなる
目の前に目標物を置き、それを見ながら手を伸ばしていくことで、
👉
・下を向きにくくなる
・猫背になりにくくなる
といった効果が期待できます。
さらに、手を伸ばしていく中で、「かかとが少し浮いてくる感覚」が得られてくると、骨盤や背筋が起きやすくなっている可能性があります。
まずは前方に支えを置き、手を伸ばす練習から始めましょう。

ふくらはぎの筋力も重要
前に体重を乗せるには踏ん張る力が必要
つま先側へ体重を乗せるためには、ふくらはぎの筋力も重要です。
ふくらはぎの筋力が弱いと、
👉
・前へ体重を乗せられない
・前に倒れそうになる
・怖くて後ろ重心になる
といった状態になりやすくなります。
つま先立ち動作は洗濯物動作にもつながる
洗濯物を干すときは、少し背伸びをする場面もあります。
つまり、「つま先立ちができる力」も必要になるのです。
そのため、
👉
・かかと上げ運動
・つま先に体重を乗せる練習
などは、洗濯物動作の改善にもつながる可能性があります。

まとめ

洗濯物を干せない原因は、単純に肩だけの問題とは限りません。
✔️猫背姿勢
✔️骨盤が寝ている
✔️立ち上がり動作の崩れ
✔️かかと重心
✔️ふくらはぎの筋力低下
など、全身の動きが関係していることがあります。
特に、「立った時点で前を向けているか」という点は非常に重要です。
また、つま先に体重を乗せながら手を上げる感覚を養うことで、洗濯物を干すのが怖くないという変化につながることもあります。
肩が上がりにくいときは、肩だけを見るのではなく、
・普段から骨盤が寝ていないか
・前に体重を乗せることができているか
といった部分にも目を向けてみることが大切です。
日頃から骨盤を起こし、背筋を使う習慣をつけることで、日常生活動作が行いやすくなる可能性があります。
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最後に(免責)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事を参考にされる際は、決して無理をせず、痛みのない範囲で取り入れていただければ幸いです。
なお、疾患・既往歴・身体的な特徴は一人ひとり異なります。
そのため、本記事の内容がすべての方にとって効果的であるとは限らず、改善や予防を保証するものではありません。
また、当サイトの情報を参考にされたことで生じた損害等について、当方では責任を負いかねますことをご了承ください。
それらを踏まえたうえで、ご自身の判断で無理のない範囲で活用していただければと思います。
以上、理学療法士 ユウセイでした。

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