なんだか動くと息苦しい…それ、姿勢が関係しているかもしれません

一般セルフケア

「ちょっと動いただけなのに息が苦しい…」そんな経験はありませんか?

もちろん、心臓や肺の病気が原因となることもありますが、実は“姿勢”が関係しているケースもあります。

特に、普段から猫背姿勢が続いている方は、呼吸に必要な筋肉がうまく働きにくくなっていることがあります。

今回は、姿勢がもたらす息苦しさのメカニズムについて、わかりやすく解説していきます。

呼吸をすると体の中では何が起きている?

私たちは普段、無意識に呼吸をしています。

息を吸うと胸やお腹が膨らみ、息を吐くとしぼんでいきますよね。
体の中では、肺が空気を取り込み、呼吸を助ける「横隔膜」という筋肉が働いています。

横隔膜の働き

息を吸うと、肺が膨らみ、それに合わせて横隔膜は下へ下がっていきます。

逆に息を吐くと、肺がしぼみ、横隔膜は元の位置へ戻っていきます。
この上下運動を繰り返すことで、私たちはスムーズに呼吸を行うことができています。

なぜ姿勢が呼吸に関係するのか

呼吸に影響しやすい代表的な姿勢が「猫背」です。
猫背になると、背中が丸まり、お腹も圧迫されやすくなります。

すると、上から臓器が押し込まれるような状態になり、横隔膜が動きづらくなってしまうのです。

本来であれば上下にしっかり動けるはずの横隔膜が動きにくくなることで、呼吸が浅くなってしまうことがあります。

浅い呼吸になるとどうなる?

呼吸が浅くなると、少し動いただけでも息苦しさを感じやすくなります。

特に、
👉
・少し歩いただけで息が上がる
・動くと疲れやすい
・深呼吸しづらい
・呼吸が浅い感じがする
こういった症状がある方は、姿勢の影響を受けている可能性もあります。

自宅でもできるケア

普段から猫背姿勢が多い方は、お腹まわりの筋肉が硬くなっていることがあります。

その場合は、横腹を軽くつかむようにして、上へ持ち上げながら深呼吸をしてみましょう。

深呼吸をしながら行うことで、
✔️背筋が伸びる感覚
✔️胸が広がる感覚
✔️呼吸が入りやすくなる感覚
を感じやすくなることがあります。

最初は変化を感じにくくても、継続することで少しずつ筋肉が柔らかくなり、横隔膜が動きやすいスペースが作られていくことがあります。

無理のない範囲で続けてみてくださいね。

習慣がケアになる

長時間猫背姿勢が続くと、呼吸しづらい状態が続きやすくなります。

そのため、まずは1日の中で「背筋を起こす時間」を少しずつ作っていきましょう。

例えば、

  • テレビCMの間だけ姿勢を整える
  • 立ち上がったタイミングで背伸びする
  • 深呼吸を1回行う

こうした小さな習慣でも十分です。

息苦しさがある時に注意したいこと

今回は、姿勢による息苦しさについて解説しました。

しかし、息苦しさの原因は姿勢だけではありません。
👉
・心臓
・肺
・貧血
・その他の病気
などが関係している場合もあります。

特に、
👉
✔️急に苦しくなった
✔️胸が痛い
✔️横になれないほど苦しい
✔️動かなくても息苦しい
✔️むくみや発熱がある

このような症状がある場合は、早めに医療機関へ相談してください。

まとめ

①呼吸では「横隔膜」が大きな役割を担っている
②猫背姿勢が続くと、横隔膜が動きづらくなることがある
③呼吸が浅くなることで、少し動いただけでも息苦しさを感じやすくなる
④背筋を起こす時間を作ったり、深呼吸を行うことが大切
⑤ただし、息苦しさの背景には病気が隠れていることもあるため注意が必要

「姿勢くらいで呼吸なんて変わるの?」と思うかもしれませんが、実際に姿勢が変わるだけで呼吸のしやすさが変化する方も少なくありません。

まずは無理のない範囲で、普段の姿勢や呼吸を少し意識してみてくださいね。

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最後に(免責)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事を参考にされる際は、決して無理をせず、痛みのない範囲で取り入れていただければ幸いです。

なお、疾患・既往歴・身体的な特徴は一人ひとり異なります。
そのため、本記事の内容がすべての方にとって効果的であるとは限らず、改善や予防を保証するものではありません。

また、当サイトの情報を参考にされたことで生じた損害等について、当方では責任を負いかねますことをご了承ください。

それらを踏まえたうえで、ご自身の判断で無理のない範囲で活用していただければと思います。

以上、理学療法士 ユウセイでした。

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