親指を動かすとズキッ…それ、腱鞘炎かも?原因と再発を防ぐために知っておきたいこと【Q&A32】

一般の方向け
ハナさん
ハナさん

いたっ

1年目ユウセイ
1年目ユウセイ

どうしました?

ハナさん
ハナさん

いや少し前から親指が痛いのよ

1年目ユウセイ
1年目ユウセイ

それは大変ですね

ハナさん
ハナさん

これが腱鞘炎って言うのかしら

手を動かそうとしたときに、
ふと親指に「ズキッ」とした痛みを感じたことはありませんか?

家事や育児、仕事など、私たちは日常の中で手を使う場面がとても多くあります。
その分、親指や手首に痛みが出てしまうと、思っている以上にストレスを感じてしまいますよね。

今回は、親指の痛みに多くみられる腱鞘炎について、
理学療法士の視点から、できるだけ分かりやすくお話ししていきます。

腱鞘炎とは?親指に多い「ドケルバン病」

「腱鞘炎」という言葉を、一度は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

特に親指の付け根や手首に痛みが出る場合、
ドケルバン病と呼ばれる腱鞘炎が関係していることがあります。

この症状は、

  • 手をよく使う方
  • 繰り返し同じ動作を行う方

に多くみられる傾向があります。

また女性の場合、
妊娠・出産期や更年期など、
生活や体の変化が重なる時期に発症することも少なくありません。

実際に手の中で何が起きているのか

ドケルバン病では、
親指を動かす**2つの筋肉(腱)**が関係しています。

  • 短母指伸筋
  • 長母指外転筋

名前は難しいですが、
「親指を持ち上げる」「外に開く」といった、日常動作に欠かせない役割を担っている筋肉です。

これらの腱は、親指に向かう途中でトンネルのような通り道を通っています。

手の使いすぎなどによって、
このトンネル部分で何度も摩擦が起こると、周囲の組織に炎症が起きることがあります。

炎症が起こると、その通り道が腫れて狭くなり、腱がなめらかに動きにくくなってしまいます。

その結果、

  • 親指を動かしたとき
  • 手首を動かしたとき

に、痛みを感じやすくなるのです。

一般的に行われるケアについて

ドケルバン病に対しては、症状や状態に応じて、次のような対応が行われることがあります。

  • サポーターなどで負担を減らす
  • 薬による炎症のコントロール
  • 注射や手術といった医療的対応

これらはいずれも、炎症を悪化させないこと・炎症を落ち着かせることを目的とした方法です。

ただ、こうした対応によって一時的に痛みが落ち着いても、
再び腱鞘炎を繰り返してしまう方がいるのも事実です。

「やっと良くなったのに、また痛くなる…」
それは精神的にも、かなりつらいですよね。

再発を防ぐために考えてほしいこと

日常生活の中で、親指を完全に安静にすることは、正直とても難しいものです。

だからこそ、
「なぜ腱鞘炎になったのか?」
を振り返ってみることが、ひとつのヒントになります。

私自身も、過去に腱鞘炎を経験しました。


仕事中に、患者さんを車椅子へ移乗する際、親指に過剰な力を入れてしまっていたのです。

当時は
「なんとかしなきゃ」
という気持ちが強く、無意識のうちに手に力が入りすぎていました。

その後、経験を重ねる中で、
体の使い方や力の抜き方を少しずつ学び、今では再発することなく過ごせています。

必ずしも同じ方法がすべての方に当てはまるわけではありませんが、
ご自身の手の使い方を見直してみることは、再発予防につながる可能性があります。


ここまで読んで、
「じゃあ自分の場合はどう判断すればいいんだろう?」
「何を気をつければ悪化しないんだろう?」

もう少し詳しく知って、自分でケアできるようになりたい!
という方のために、ただの知識ではなく“納得できる理解”を目指した note 記事
をまとめています。

無理なく取り入れられるヒントを中心に書いていますので、よければ、こちらもチェックしてみてください👇

まとめ

今回は、親指を動かすとズキッと痛む症状に多い
**腱鞘炎(ドケルバン病)**についてお話ししました。

日々の指の使いすぎによって炎症が起こり、痛みとして現れることがあります。

サポーターや薬、注射などは、炎症を抑えるための大切な選択肢です。

ですが、「なぜ腱鞘炎になったのか」を振り返り、
体の使い方を見直すことが、再発予防につながる場合もあります。

無理のない範囲で、ご自身の手と向き合うきっかけになれば幸いです。

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最後に(免責)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事を参考にされる際は、決して無理をせず、痛みのない範囲で取り入れていただければ幸いです。

なお、疾患・既往歴・身体的な特徴は一人ひとり異なります。
そのため、本記事の内容がすべての方にとって効果的であるとは限らず、改善や予防を保証するものではありません。

また、当サイトの情報を参考にされたことで生じた損害等について、当方では責任を負いかねますことをご了承ください。

それらを踏まえたうえで、ご自身の判断で無理のない範囲で活用していただければと思います。

以上、ユウセイでした。

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