
ごっごほっ!

大丈夫ですか!

最近むせがひどくて、ごほっ!

それは大変ですね!!

なんでご飯食べる時にむせるんだろう?

それは姿勢の問題かもしれませんよ?
ご飯を食べているときに
「最近むせやすくなったな…」と感じたことはありませんか?
むせの原因はさまざまですが、
「年齢のせいかな」「よくあることだろう」と、
深く気にせず過ごしている方も多いように感じます。
実は、のど周りの筋肉の状態だけでなく、
食事中の姿勢 も、むせやすさに関係することがあります。
今回は、
食事中にむせやすくなる理由と、姿勢の工夫について、
理学療法士の視点からやさしく解説します。
なぜむせやすくなるの?|姿勢が飲み込みに与える影響
一つの要因として考えられるのが、猫背姿勢です。

私たちは、飲み込むときに
無意識のうちに 顎を軽く引いた状態 を作っています。

一方で、
顎が前に突き出たり、首が反った姿勢になると、
飲み込みにくさを感じやすくなります。
猫背になると、
- 顎が前に出やすい
- 首が反りやすい
といった姿勢になりやすく、
結果として、むせやすくなる場合があります。

「姿勢が悪くても、むせないけど?」
と感じる方もおられるかもしれません。
実際には、
飲み込む瞬間だけ 無意識に顎を引いて調整している 方も多いです。

しかし、加齢や体調の変化などで
のど周りの筋肉がうまく働きにくくなると、
その調整が難しくなり、むせが目立つことがあります。
※なお、飲み込みの動作を意図的に試す必要はありません。
「そういう仕組みがある」と理解していただければ十分です。
むせを減らすために意識したいこと|姿勢の整え方
基本となる考え方は、
無理のない範囲で姿勢を整えることです。
ただ、「良い姿勢をとりましょう」と言われても、
どうすればよいか迷ってしまいますよね。
そこで、姿勢を整えるきっかけとして
取り入れやすい動きをご紹介します。
① 顎を軽く引いたまま、胸を開く意識
顎を軽く引いた状態を保ちながら、
胸を天井に近づけるようなイメージで背筋を伸ばします。


このとき大切なのは、
顎を突き出さないことです。
背中の筋肉に刺激が入り、
自然と姿勢を整えやすくなります。
② 深呼吸を使って姿勢を整える
顎を軽く引いた状態で、ゆっくり息を吸ってみてください。
息を吸うときに、
背筋が自然と伸びる感覚はありませんか?
背筋が伸びたら、息を止めずに
その姿勢を 5秒ほどキープ してみましょう。

※姿勢を整える際に息を止めてしまうと、
体に余計な負担がかかることがあります。
必ず自然な呼吸を続けてください。
車椅子で食事をする場合の注意点|座り方の工夫
車椅子で食事をされる方の場合、
フットレスト(足台)の高さも重要です。
フットレストが高すぎると、
- 膝が高くなる
- 骨盤が後ろに倒れやすくなる
- 猫背姿勢になりやすい
といった影響が出ることがあります。

その結果、
顎が前に出やすくなり、首が反り、
むせやすい姿勢につながる場合があります。
もし心当たりがある場合は、
一度フットレストの高さや座り方を確認してみてください。
まとめ

今回は、
食事中にむせやすくなる理由と、姿勢の工夫について解説しました。
「最近、なぜかむせることが増えた…」
そんなときは、体調だけでなく
食事中の姿勢が影響している可能性もあります。
無理のない範囲で姿勢を見直すことで、
飲み込みやすさが変わる場合もあります。
気になる症状が続く場合や、
強いむせ・体調変化がある場合は、
医療機関や専門職へ相談することも大切です。
この記事が、
毎日の食事を少しでも安心して楽しむヒントになれば嬉しいです。
🍀体の仕組みから不調を読み解く note 記事はこちら
痛みや不調って、
『これって大丈夫なのかな…』と不安になったり、
『とりあえず我慢しておこうか…』となりやすいですよね。
それでも…もう少し詳しく知って、自分でケアできるようになりたい!
という方のために、ただの知識ではなく“納得できる理解”を目指した note 記事
をまとめています。
無理なく取り入れられるヒントを中心に書いていますので、
よければ、こちらもチェックしてみてください👇

🔗 関連記事はこちらもおすすめです
✅ 首が反れない原因とは?自宅でできる改善方法を理学療法士が解説
首まわりの可動性が低下していると、食事中の姿勢保持にも影響が出ることがあります。頸部の柔軟性改善に役立つセルフケアを紹介しています。
✅ 体が硬い…そのままで大丈夫?理学療法士がリスクと対策を解説
姿勢の崩れや柔軟性の低下が、食事動作における首・肩・体幹の不安定さにつながることも。全身の硬さとその影響をやさしく解説しています。
以下の記事は少し専門的な内容ですが、参考になるかもしれません。
✅ 食事中にむせるのはなぜ?理学療法士が原因と改善ポイントを解説【CASE22】
臨床の視点から、誤嚥リスクや姿勢評価、筋機能のチェックポイントなどを詳しく解説した記事です。より専門的な理解を深めたい方におすすめです。
最後に
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事を参考にされる際は、決して無理をせず、痛みのない範囲で取り入れていただければ幸いです。
なお、疾患・既往歴・身体的な特徴は一人ひとり異なります。
そのため、本記事の内容がすべての方にとって効果的であるとは限らず、改善や予防を保証するものではありません。
また、当サイトの情報を参考にされたことで生じた損害等について、当方では責任を負いかねますことをご了承ください。
それらを踏まえたうえで、ご自身の判断で無理のない範囲で活用していただければと思います。
以上、ユウセイでした。

noteでは、臨床での学びや日常で感じたことも発信しています。ぜひ気軽にご覧ください。

Instagramで最新記事のお知らせをしています!是非フォローをよろしくお願いします。


コメント