お尻がだるくて歩きにくい…原因と日常でできるケア方法をわかりやすく解説

一般の方向け
タケシさん
タケシさん

なんだかだるいな

1年目ユウセイ
1年目ユウセイ

体がだるいんですか?

タケシさん
タケシさん

歩いているとお尻がだるいんだ

1年目ユウセイ
1年目ユウセイ

それは困りますね

最近、

「歩くとお尻がだるくなる」
「長く歩くとお尻が重たくなる」

このような訴えを耳にすることが増えてきました。

お尻のだるさによって長時間の歩行がつらくなる方も少なくありません。

中には、

「腰の神経から来ているから仕方ないですね」

と言われた経験のある方もおられるかもしれません。

もちろんその可能性もありますが、
歩行時の姿勢や体重のかけ方が影響している場合もあります。

今回は、

✔ 歩くとお尻がだるくなる原因
✔ 自宅でできるケア方法

について、理学療法士の視点からわかりやすく解説します。

お尻がだるくなるのはなぜ?考えられる原因と体への影響

では、なぜお尻がだるくなるのでしょうか。

歩いているとき、次のような姿勢になっていませんか?

くの字姿勢で歩いていませんか?

✔ 少し前かがみ
✔ 背中が丸くなる
✔ 視線が下を向く

このような姿勢で歩いている方は意外と多くおられます。

「前を見ようとしているけど、自然と下を向いてしまう」

こういった方によく見られる特徴の一つが、

👉 踵(かかと)に体重が偏りやすいという傾向です。

踵に体重が偏ると何が起こる?

実は、

踵に体重が偏りやすい状態では、股関節が曲がりやすくなる場合があります。

その結果、

✔ 体が前へ倒れやすくなる
✔ お尻や腰が踏ん張る状態になる
✔ 筋肉の疲労が蓄積しやすくなる

ちょっと試してみましょう

※バランスに不安のある方は、
壁や机など支えのある場所で行ってください。

✔ 軽く立つ
✔ 踵側へ重心を移す
✔ 次につま先側へ移す

踵に体重が乗ると、
👉 体が前に倒れやすくなる

つま先に重心が乗ると、

👉 背筋が起きやすくなる
👉 体が支えやすくなる

そんな感覚はありませんか?

無意識の重心偏りがだるさを招くことも

踵に体重が偏りすぎると、
前へ倒れやすい体を支えるために

👉 腰
👉 お尻

これらの筋肉が頑張り続ける状態になります。

この負担が続くことで、
だるさとして感じられる場合があります。

もし立っていてつま先に体重を乗せようとしてもよく分からない。

そういった感覚がある方は、つま先に意識を向けるチャンスかもしれません。

ではケアに移っていきましょう。

セルフケアに移る前に

今回ご紹介するケアは、

✔ 腰やお尻に強い痛みがない
✔ 強いしびれがない

こうした状態の方向けの内容です。

症状が強い場合や不安がある場合は、
セルフケアを始める前に医療機関での相談もご検討ください。

ご自身の体を守るためにも無理せず慎重に取り組んでいきましょう。

お尻のだるさをやわらげるケア方法|自宅でできる簡単アプローチ

今回は「右のお尻がだるい」と仮定して説明します。

こういった方では、

✔ 踵の感覚は分かりやすい
✔ つま先の接地感が分かりにくい

という傾向が見られることがあります。

① つま先へ感覚を入れる

皮膚に問題がなければ、

👉 タオルでつま先をやさしく擦る

方法を試してもよいかもしれません。

タオルが使えない場合

✔ 皮膚が弱い
✔ 荒れやすい

このような方は、

👉 指でやさしく圧を加えながら擦る

方法でもOKです。

「触られている」と感じる程度の刺激で十分です。

なぜ“擦る”の?

体重が乗る感覚は、

👉 圧を感じ取る感覚

とも言えます。

痛みのない範囲で
感覚を呼び起こしていきます。

② 感覚が残っているか確認

擦ったあと、手を離しても

✔ ジーンとする
✔ なんとなく残る感じ

このような感覚があれば準備OKです。

③ 座位で前傾+つま先荷重

✔ 椅子に座る
✔ 体を前へ倒す
✔ 擦った感覚が残っているつま先にも体重を乗せる

※踵が浮かないよう注意

ポイントは、

👉 足全体で支える感覚
今までは踵に体重が乗りすぎていたかもしれません。
足全体で支えるためにつま先に乗せていく意識でやってみましょう。

④ 立位練習

もしつま先でも踏ん張れ、足全体で体重を支える感覚が分かってきたら、
そこから立ってみましょう。

✔ そのまま立つ
✔ つま先の感覚を意識

余裕があれば、

👉 壁に背を当てて重心移動練習

その時に背中を壁に近づけたり、離したりすることで、
つま先、踵に体重移動が起きやすくなります。

つま先と踵に交互に、体重を乗せるように練習してみてください。

もし壁にもたれるのが辛い方であれば、何か支える物を持った状態でも構いません。

期待できる変化の一例

つま先にも重心が乗ることで、

✔ 体が前へ倒れにくくなる
✔ お尻の踏ん張りが軽減される
✔ だるさが和らぐ場合がある

といった変化が見られることもあります。

まとめ

今回は、

歩くとお尻がだるくなる原因と自宅でできるケア方法について解説しました。

お尻のだるさは、

👉 姿勢
👉 体重のかけ方

が影響している場合もあります。

「つま先で踏ん張る感覚がない」
と感じる方は、ぜひ一度チェックしてみてください。

無理のない範囲でケアを取り入れ、快適な歩行を目指していきましょう。

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最後に

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事を参考にされる際は、決して無理をせず、痛みのない範囲で取り入れていただければ幸いです。

なお、疾患・既往歴・身体的な特徴は一人ひとり異なります。
そのため、本記事の内容がすべての方にとって効果的であるとは限らず、改善や予防を保証するものではありません。

また、当サイトの情報を参考にされたことで生じた損害等について、当方では責任を負いかねますことをご了承ください。

それらを踏まえたうえで、ご自身の判断で無理のない範囲で活用していただければと思います。

以上、ユウセイでした。

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