
うっ、気持ちわるい

大丈夫ですか?

横になろうとすると吐き気があるのよね

それは辛いですね、、
座っているときは平気なのに、横になると急に吐き気がする…。
そんな経験はありませんか?
吐き気はとてもつらく、不安になってしまいますよね。
実はこのような症状は、食事や体調だけでなく、姿勢の影響を受けることもあります。
今回は、姿勢と吐き気の関係について、
理学療法士の視点から一般的な考え方をやさしく解説します。
どんな姿勢が影響しやすい?|猫背と体の中のスペース

一つの可能性として、猫背姿勢が続くことが挙げられます。

猫背になると背骨が丸くなり、体が縮こまったような姿勢になります。
このとき、胸やお腹の中のスペースが狭くなり、内臓が圧迫されやすくなります。
たとえば、座高が低くなったような姿勢をイメージすると、
体の中もぎゅっと詰まる感覚があるのが想像できると思います。
この状態が続くことで、胃や呼吸に関わる筋肉(横隔膜)に負担がかかることがあります。

なぜ横になると気持ち悪くなるの?

猫背姿勢が続くと、胃が圧迫された状態になります。

その状態で横になると、体の中の圧のかかり方が変わり、
胃の内容物が逆流しやすくなる場合があります。
胃が座っている時に圧迫され続けていて、
横になる時に一気に開放されるといった具合ですね。
喉に酸っぱい感じがある場合は、その影響の可能性も考えられます。
また、猫背によって横隔膜(呼吸に使う筋肉)が動きにくくなると、
胸まわりの血流や呼吸のリズムが乱れ、
むかつきや気分の悪さにつながることもあります。

※これらはあくまで一般的な体の反応の一例であり、
すべての吐き気が姿勢だけで説明できるわけではありません。
気分が悪いときに試せる、やさしいケア

「猫背はやめて、姿勢を良くしましょう」と言われても、つらいときは難しいですよね。
そこで、無理のない範囲でできる簡単な呼吸と姿勢のサポート方法を紹介します。
やり方
- 両手をお腹に当て、指先が向かい合うようにします
- みぞおちの方向へ、やさしく皮膚を集めます
- そのまま、ゆっくり深呼吸します(息を吸う時に背筋が伸びるを感じると👍)
- 息を吸うときに、集めた皮膚を少し上に持ち上げるイメージで行います



この動きは、
背すじを起こしやすくし、胸やお腹の圧迫をやわらげるサポートになります。
猫背が「悪い」というよりも、
猫背の状態が長く続くことが体に負担をかけやすいのです。
1日に数回、気持ちよい範囲で行うだけでも、
楽になる方がいらっしゃいます。
※みぞおちに皮膚を集める理由については以下の知見を参考にしております。
皺を左右から剣状突起方向に誘導し,さらに体幹上部前面皮膚を上方へ誘導すると,体幹伸展が行いやすくなる。
山口三國・福井勉・入谷誠.結果の出せる整形理学療法 運動連鎖から全身を見る.株式会社メジカルビュー社.2009,89.
まとめ

日常生活•デスクワークなどでも、ついつい猫背になってしまう事は多いですよね。
しかし猫背が続くことで、吐き気といった思わぬ症状につながることがあります。
そんな中でも、少しのエクササイズで症状を和らげられるケースもあります。
この記事が、少しでも快適な毎日を送るヒントになれば嬉しいです。
注意事項
吐き気が強い場合、続く場合、
発熱・激しい腹痛・黒い便・血を吐く・めまいを伴う場合などは、
姿勢の問題ではなく、別の原因が隠れていることもあります。
その場合は、早めに医療機関へご相談ください。
この記事は、
「姿勢が関係することもある」という一つの視点をお伝えするものです。
無理のない範囲で、ご自身の体と相談しながらご活用ください。
💡役立つ道具をご紹介
猫背を強めたくない方には、道具を用いて体幹の筋肉に意識を向ける練習を取り入れるのも一つの選択肢です。
実際にリハビリ中に使用した際、お腹に力が入りやすく感じました。
また、息を吐く動作は横隔膜にも働きかける可能性があり、手順も比較的簡単な印象でした。
良い姿勢を意識したうえで腹式呼吸の練習を行う際に、補助的に使うのも一案かもしれません。
本商品は3種類の異なる抵抗強度がセットになっており、ご自身に合った強さを選んで使うことができます。
無理のない範囲で活用し、お腹周りの筋肉を鍛える一助としてご活用ください。👇
※使用感には個人差があり、すべての方に同じような効果を保証するものではありません。
※本商品は口に触れる衛生商品のため、開封後の返品・交換ができない場合があります。
ご購入前に、商品ページに記載の返品・交換規約を必ずご確認ください。
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「痛みや不調って、
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最後に(免責)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事を参考にされる際は、決して無理をせず、痛みのない範囲で取り入れていただければ幸いです。
なお、疾患・既往歴・身体的な特徴は一人ひとり異なります。
そのため、本記事の内容がすべての方にとって効果的であるとは限らず、改善や予防を保証するものではありません。
また、当サイトの情報を参考にされたことで生じた損害等について、当方では責任を負いかねますことをご了承ください。
それらを踏まえたうえで、ご自身の判断で無理のない範囲で活用していただければと思います。
以上、ユウセイでした。

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