足の趾に魚の目ができるのはなぜ?|原因と対策をわかりやすく解説

一般の方向け
ハナさん
ハナさん

痛いわぁ、、

1年目ユウセイ
1年目ユウセイ

どうしましたか?

ハナさん
ハナさん

立ったり、歩いたりすると足の趾の魚の目が痛いの

1年目ユウセイ
1年目ユウセイ

魚の目ですか!僕もできた事あるけど、痛いですよね

ハナさん
ハナさん

なんでできるの?

1年目ユウセイ
1年目ユウセイ

なんででしょうか、、

1年目ユウセイ
1年目ユウセイ

魚の目って意外と、分からない事が多いよね!一緒に調べてみようか!

「魚の目」と聞いて、ピンとくる方は多いのではないでしょうか。

筆者自身も一度経験がありますが、立つのも歩くのも痛くて、本当に辛かった記憶があります。

治療や薬でいったん改善しても、しばらくするとまたできてしまう…
そんな声を現場でもよく耳にします。

今回は、足の趾(あしのゆび)に魚の目が繰り返しできてしまう原因と、その対策について、理学療法士の視点からわかりやすく解説します。

なぜ魚の目ができる?繰り返す原因と足の負担メカニズムを解説

まず初めになぜ足の趾に魚の目が出来てしまうのでしょうか。

原因としては繰り返し同じ部分に摩擦•圧迫が生じてしまう事が挙げられます。

合わない靴を履いているなど、明確な理由がある場合はわかりやすいですよね。

ですが、思い当たる節がない場合は困ってしまいますよね。

思いあたる節がない場合は、足の裏の筋肉が落ちている事が原因かもしれません。

よく扁平足という言葉を聞いた事がありませんか?

この扁平足は度々足の趾先に魚の目などの問題を引き起こします。

このように土踏まずが潰れてしまうと、足全体のバランスが悪くなります。

またバランスが悪くなる事で足首や膝に負担がかかってしまいます。

以下の図ように土踏まずが潰れると、膝が内側に入りやすくなります。

その際に足のバランスを整える為に、無意識に指を曲げる事が多くあります。

理由としては指を曲げる事で、潰れていた土踏まずを引き上げてバランスをとることができるからです。

これにより足首、膝を守りつつ安定させる事ができます。

しかし体重がかかる立ち上がりや歩行の際に指先を曲げて行うことになってしまいます。

すると指先に負担が集中しやすくなってしまいます。

これが魚の目の原因になる事があります。

つまり扁平足のままトレーニングをしていないと、魚の目のリスクを抱えることになります。

自宅でできる扁平足対策トレーニング|足裏のアーチを整える簡単エクササイズ

ではどうやって土踏まずを鍛えれば良いのでしょうか。

まず裸足になりましょう。

そこから踵同士をつけた状態で持ち上げてあげましょう。

この時に踵が離れてはいけません。

そして母趾球、小趾球がついている事が重要です。

この運動をする事で土踏まずの筋肉を鍛える事ができます。

最初は数回で構いませんので、少しずつ回数を増やしてみてください。

念のためお伝えしておきますが、魚の目がある場合は、まず治療を優先することが大切です。

痛みがある場合は、無理をせず早めに医療機関を受診することをおすすめします。

今回ご紹介した体操はあくまで予防を目的としたものです。

痛みを我慢しながら行うことで、かえって悪化する可能性もあるため、十分ご注意ください。

まとめ

今回は、扁平足によって足の指に負担がかかり、魚の目ができやすくなる原因について解説しました。

土踏まずを支える筋肉が弱くなると、足趾にかかる負担が増えやすく、結果としてトラブルにつながることも少なくありません。

この記事を読んで「もしかして自分も扁平足かも…」と思われた方は、ぜひ無理のない範囲で、紹介した体操を試してみてくださいね。

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最後に

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事を参考にされる際は、決して無理をせず、痛みのない範囲で取り入れていただければ幸いです。

なお、疾患・既往歴・身体的な特徴は一人ひとり異なります。
そのため、本記事の内容がすべての方にとって効果的であるとは限らず、改善や予防を保証するものではありません。

また、当サイトの情報を参考にされたことで生じた損害等について、当方では責任を負いかねますことをご了承ください。

それらを踏まえたうえで、ご自身の判断で無理のない範囲で活用していただければと思います。

以上、ユウセイでした。

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