こんにちは、ユウセイです。
理学療法士として病院・施設・在宅と関わりを持ち、経験も10年以上になりました。
今はその経験を活かして理学療法士としての治療と考え方を日々発信しています!
身だしなみって指定の服で行くってことですか?
いや、ここで言うの身だしなみとは爪、髪、服装が整っているってことだね。
実習を受ける学生として、施設に赴く際に重要なのが清潔感です。清潔感がある人は安心感を与えますし、明るい印象を与えます。
指導の先生の立場になってみましょう。
ボサボサの髪に、無精ヒゲの生えた姿で学生が現れたら、いい印象とは言いづらいでしょう。
特に病院などは患者さんに不潔な印象を与えないように、身だしなみにルールを決めているところもあります。
ぜひあなたの魅力が伝わる前に、身だしなみで減点を受けないようにしましょう。
今回は身だしなみに関して詳しく解説します。
身だしなみで実習の評価が変わる
実習の評価対象となるのが身だしなみによる清潔感です。
これは接客業ならイメージがつきやすいですが、医療に関わる方なら特に重視されます。
不潔感のある病院、施設よりも清潔感のある病院、施設に入りたいと思いませんか?
指導する理学療法士の先生もそこは厳しく見ています。
顔まわりの印象を整えよう
顔の周りは印象のカタマリです。
無精髭だったり、寝癖は嫌でも目につきます。
女性の場合はすっぴんで来てしまうなども、避けましょう。
課題ができなかったり、レポートができなかったりするのは致し方ない場合があります。
でも前述した点は気をつける事はできるはずです。
こういった乱れは、学生が実習を受ける態度の面で減点される事があります。
偉そうに前述した手前お恥ずかしい話ですが、筆者もヒゲを剃り忘れて実習にいった事があります。
指導してくださった先生は普段優しい方でしたが、厳しく注意をされたのを覚えています。
それだけ清潔感というのは重要視されています。
当たり前のことを当たり前にできる事で余計な減点を受けないように気をつけてくださいね。
意外に見られている爪
学生からするとえっ!となるポイントかもしれません。
でも指導の先生は短く手入れされているかを見ています。
理由は2点あります。
1つ目は患者さんに触れる際の衛生面です。
院内感染等を起こさないように手洗いのマニュアルがある所もあります。
その中で爪の洗い残しは多く、前職場でも注意喚起をされていました。
二つ目は患者さんにケガを負わせる可能性があるからです。
リハビリするのは活発な方だけではありません。
皮膚が脆弱な寝たきりの患者さんのリハビリをする事もあります。
その時に爪が長いと皮膚を傷つけたり、出血を起こす事もあります。ここまできてしまうと医療事故になります。
だからこそ爪の長さには気を配らねばなりません。
身だしなみで患者さんの反応が変わる
筆者はリハビリは接客業だと考えています。
人と人との関わりを生業としているわけですから、関わる相手にはいい印象を持ってもらうことが重要です。
清潔感は印象に大きく関係します。
「あの学生が来てくれるなら良いところを見せなくちゃ!頑張ろう!」などモチベーションが上がり訓練に意欲的になることも少なくありません。
同じ訓練をしても意欲がある、なしでは全く結果が違います。
相手の意欲を引き出すことは、なにも技術だけではないのです。
まとめ
今回は理学療法士の実習に望む学生の方に身だしなみの重要性を伝えたく、記事を書かせていただきました。
身だしなみが整っているかは実習で非常に注目されます。
特に顔まわりには注意をしましょう。
そして気をつけたいことが、実習の最初だけ頑張ればいいというわけではなく、実習期間を通して評価される部分だと認識しましょう。
指導する先生は、この学生は身だしなみのことを軽視していないか、気にしていないようで気にしています。
何も言われなかったとしても、手を抜かないように気をつけましょう。
また患者さんにも清潔感のある学生は印象が良いことが多いです。
学生さんも来てくれるし頑張らないと!と意欲的になってもらえるように、まず身だしなみを整えるところから始めましょう。
些細なことのように感じますが、関係性を作るために重要です。
関係性ができれば評価・治療の提案がグッとやりやすくなりますよ。
以上、ユウセイでした!
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