こんにちは、ユウセイです。
理学療法士として病院・施設・在宅と関わりを持ち、経験も10年以上になりました。
今はその経験を活かして、理学療法士としての、治療と考え方を日々発信しています!

寝返りって一瞬で終わってしまいますよね

ほんとにね!サッと終わるよね
だからポイントを抑えて見るといいで
今回は寝返りを観察する時のポイントを解説します。
ポイントが分かると、評価・治療とつなげていく事が、可能になります。
肩関節の動きを見る
肩関節の動きを見る
寝返りを分析していく為に、必要なステップは以下の通りです。
- 肩関節の動きを理解する
- 負担の少ない寝返りを考える
- 肩が寝返り方向に追従しているか確認
肩関節の動きを理解する
肩関節には、8種類の動きがあります。
動きを覚える事で、どの方向に問題があるのかを、推察できます。
とても大事な動きですので、覚えておきましょう。




負担の少ない寝返りを考える

負担の少ない寝返りは、運動方向に肩関節が、追従できているかが重要です。
左に寝返りを行う場合は、右の肩関節は屈曲、水平内転方向に動く事が重要です。
肩の動きが出る事で、上部体幹の動きを出せます。
上部体幹には、大きな重量をもつ胸郭もあります。
上部体幹を左側に動かす事で、自然と寝返りを行いやすくなります。
肩が寝返り方向に追従しているか確認
問題は肩関節が屈曲、水平内転しない場合です。


このパターン
肩が後ろに引けてるね
この動きになった時は、是非ピンときましょう。
本来であれば肩関節は屈曲、水平内転します。
しかしこの動きは、寝返り方向と逆に動いています。
動きとしては伸展、内転、外旋方向です。
これでは寝返りをうまく行えません。
寝返る方向に、肩を動かした方が楽になります。
しかし患者さんも、好き好んでしている訳ではありません。
例えば、肩関節屈曲、水平内転に可動域制限を起こしている可能性があります。
もしくは右肩関節の、固有感覚が低下し、肩関節の位置を、理解できていないかもしれません。
はたまた筋力が足りず、寝返りの方向に、右肩を動かす事が、できないのかもしれません。
ポイントを押さえておけば、おのずとその動作が、出来ないのははなぜか?と考える為、評価が浮かびやすくなります。
もし寝返りをしている時に、このような動きが見られた場合、是非見逃さないようにしてください。
知っておきたい!肩の痛みについて
寝返りの際に、肩が引けてしまうと、疼痛につながる可能性もあります。
肩関節の構造ですが、伸展・内転・外旋すると、烏口上腕靱帯、上腕二頭筋、棘上筋(前部線維)、肩甲下筋には伸張負荷がかかります。
寝返りの度に、肩にストレスをかけてしまうと、炎症が生じてしまう可能性があります。
寝返り方法を工夫して、疼痛を予防しましょう。

まとめ

今回は寝返りを観察する時の、ポイントを解説しました。
寝返り動作は就寝時の体圧を分散します。
また起床してから、初めの動きになりやすく、重要な動きになります。
寝返りに問題があれば、後々の動きにも問題が生じます。
寝返りを評価する為に、必要なステップは以下の通りです。
- 肩関節の動きを理解する
- 負担の少ない寝返りを考える
- 肩が寝返り方向に追従しているか確認
誰しも楽に動ければ、それに越した事はありません。
しかし患者さんは、効率的な動きが、何らかの問題によって、出来ない事があります。
その動作を見逃さずに、評価・治療へと繋げていきましょう。
左側に寝返りを行う際は、右肩が屈曲・水平内転しているか確認します。
この時に肩関節が、寝返り方向と逆に引ける場合、注意が必要です。
特に肩に疼痛がある場合は、見逃さないようにしましょう。
最後に
この記事を参考にされる際は、目の前の患者さんに紹介した評価・治療が適応できるか判断していただいた上で使用して頂ければ幸いです。
患者さん一人一人、疾患、既往歴、身体的特徴等異なります。
そのため、今回ご紹介した治療は万人に対して、再現性を担保できるものではありません。
それらを踏まえた上で参考にして頂ければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
以上、ユウセイでした。

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